成年後見相談センターを運営する司法書士ささえ綜合事務所の代表の上安将弘と申します。
平成24年に司法書士事務所を開設して以来、「成年後見」などを専門に活動をして参りました。
司法書士になる前は、都内の区役所で高齢者福祉の仕事に長く携わっていました。
その当時は、地域包括支援センターの方々と協働しながら、高齢者のケースワーカーとして、成年後見の申立てや高齢者の虐待防止の現場で取り組んできました。
こうしたこれまでの経験をいかし、高齢者の方や障がいをお持ちの方々の「ささえ」となりたいとの思いから、事務所の名前を付けました。
司法書士として、これまで街の後見人として、成年後見の実務に数多くかかわってきました。 そうした実務を通して、認知症などにより判断能力の低下した方々の権利擁護の制度である成年後見制度を、地域の中でより確実で身近なものとするためには、ケアマネジャーの方などとの協働が必要であると日々実感をしています。
また、介護・福祉関係者や高齢者施設の職員の方との交流を深めていきたいと思っています。 福祉の専門家の方々と街の法律家である司法書士の役割分担が実現できたら、とても素晴らしいことだと思います。
同じ地域の介護施設や高齢者施設の方々の身近な相談窓口として、司法書士も何らかのお手伝いが出来ればと思いながら、成年後見の仕事にも取り組んでいます。
そうした思いから、当事務所では、介護・福祉施設や高齢者施設の方を対象とした、「成年後見・家族信託サポート」をこれまでも行ってきました。
(「家族信託」は、新時代の財産管理の方法で、高齢者施設などでも活用できるものです。)
サポートの内容は、施設の職員の方向けの無料相談や勉強会のほか、施設での無料相談会や施設の利用者様向けの講演会などです。
ご相談の内容は、成年後見に限らず、相続・遺言や家族信託などの幅広い分野のご相談にも対応できます。 また、現在抱えているケースの問題の相談でも結構です。
お問合せいただければ、サポートの詳しい内容をご案内させていただきます。
「どこに聞けば良いかわからない。」「ちょっと気になる。」でも結構です。
後見人を誰にするかの心配がある場合、場合によっては、当事務所の司法書士が「後見人」となることも可能です。
ご相談の内容をよくお聴きし、それぞれの利用者の方の事情にそったより良い解決を一緒に考えていきたいと思います。
何かありましたら、お気軽にお声をおかけいただきますよう、よろしくお願いいたします。